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榛名無名雑感
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第41号  愛の運び手
月下美人
 咲いた月下美人


  新生会に入居して気付くことは、生き方にテーマを持っている人は強い、ということです。

  趣味を持っている人は、老後になっても生き生きとしていると言われますが、多くの先達と交わってみますと、趣味以上に、たとえささやかでも「テーマを持っている人」は揺るがないという思いがします。


  「テーマ」を「使命」と言い換えてもよいかもしれません。

 
  人の一生は、パンのこと、お金のこと、生活を快適にすることだけを求めているのではありません。 この世に生を受け、この世に生きるかぎり、「使命」「役割」「テーマ」を、ひとりひとり神様から与えられているものだと実感するのです。

 
  マザー・テレサはこういう言葉を残しています。

 
  「世界中が、今、パンだけでなく、愛に飢えています。世界中が、今、愛の同労者、愛の運び手を必要としています」と


  これは遠い世界のことではありません。 すぐ側に、老いてなお、妻のことを第一に考え、いつまでも一緒に歩もうとする、美しい夫婦愛を、目の当たりすることもあります。 孤独な人、心痛めている人に、そっと、愛の運び手になっている人もいます。
  

  人生最大のテーマ・使命は、お互いに、愛に生きる、「愛の運び手」になることであることを、日々、感謝を持って、知らされています。



2013年10月19日


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第40号  蛇行する川
いつも二人で
  いつも二人で


  水の流れが真っ直ぐな川と、曲がりくねって蛇行した川とでは、魚はどちらの方が成長するだろうか・・・。

  岐阜県の木曽川沿いに数年前に作られた「自然共生研究センター」の研究によれば、蛇行した川に棲む魚の方が、真っ直ぐな川の魚よりもはるかに体長が大きい、成長度が大きいと言います。
  
  人の生涯もまた同じだろうと思います。


  苦労のない人生、壁にぶち当たらない人生はありえないことは、ご老人や、先達に出会うたびに、思い知らされます。

  問題は、苦労を成長に変えられるかどうかにあるように思います。  苦労をして、卑屈になったままの人もいます。 それに反して、90歳になっても100歳になっても、成長・熟成していく方も多くおられます。

  若くても、壮年でも、また、90歳になろうとする人々においても、 川の流れは、まだまだ蛇行を続けるのです。


  本日(10月16日)、私の尊敬する老ご夫妻が、自立型のマリヤ館での生活が多少困難になり、介護付きの新生の園へ移られました。 短い距離の移転とはいえ、90歳になるご夫婦の、終の棲家への気骨溢れる「大お引越し」でした。


  願わくは、何歳になろうとも、蛇行する川を「恵み」として、そこに棲む魚のように、ひときわ逞しく成長できることを、祈りたいと思うのです。


2013年10月16日


第39号  一本の杖を持って
色づき始めた榛名の里
色づき始めた榛名の里



  聖書の中にこのような記事があります。
  新しい村に伝道のために入っていこうとする弟子たちに、イエスは次のようなことを言われました。

    「杖一本のほかに何も持って新しい村に入っていくな」…


  榛名の地に夫婦で移って、2度目の美しい秋を迎えました。  65歳からの高齢者住宅への移住でした。  

  入居は早すぎると大勢の人にも言われました。 しかし、私たちはここで老け込むつもりはありません。 第二のリタイア後の人生、この美しい自然と理念のあるホームを拠点にして、まだまだ社会に貢献する形を作ったにすぎません。
  
  上の聖句に出会った時、私たち夫婦はそれぞれ、充分な力も何も持ち合わせていないかもしれませんが、二人で、一本の杖だけは持って、榛名の地に入った気がしました。

  神様の示す道を、一本の杖だけを持って、澄んだ空気の下、歩んでいます。


 2013年10月2日


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